受注管理の重要ポイントをチェック

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受注管理システムを選ぶ重要ポイントのご紹介

隠された料金

  • 月額使用料は無料だったが、サポートが月額2万円も取られる事になった!?
  • 受注データ取込は「無料」とあるが、モールからCSVデータを吐き出すのが有料だった・・?
  • 受注管理システムを決めたけど、パソコンの管理者が必要になった・・そんな人いない・・
  • 受注管理システムを決めたけど、オプションが高い!それを利用しないと意味がないからしぶしぶ・・・・

 

など、システム業者のWebページに書かれていない隠された料金についてもキチンと把握しましょう。

 

サーバーのタイプを見よう

ASPタイプ

 

2015年現在は、ASPタイプが主流ですね。
専用サーバー(パソコン)の導入が不要なのが特長。
※データベースの管理者も不要。
受注管理システムを選ぶ重要ポイントのご紹介

 

ASPタイプは「インターネットブラウザ」を使って簡単システムにログインし、操作するタイプのため、初期導入が非常に簡単・スピーディです。
自宅にいても、出張先でも受注管理システムにログイン出来るという便利さがありますね。

 

ただし、インターネット環境に問題が生じると、受注管理システム自体にログイン出来なくなります。
また、すべての顧客データが導入先企業のサーバーにあるため、顧客分析システム統合されていない受注管理システムの場合、売上データの分析出来ません。
ましてや、別メーカーのデータ分析システムを使おうとしても、顧客リスト(受注データ)をCSVでダウンロード出来ない場合これすら出来ません。

 

この点がクリアされたシステムを選びましょう。



 

 

クライアント・サーバー型

受注管理システムをサーバーマシン(例:Windows2008R2など)にインストールし、各クライアントパソコン(利用するスタッフPC)にも受注管理クライアントをインストールすることで利用出来るタイプです。
初期導入の敷居が高いのが欠点。

 

また、使い方もシステムチックなので、社内に専用のシステム管理者(データベース管理者)が必要と思われます。
ただし、システムを一部カスタマイズしたり、社内で別途追加のシステムを導入し、データベースを連携していろいろデータ分析は可能と思われます。
柔軟性があるというのが利点でしょうか。

 

受注データの取込方法

楽天APIでの連動取込

楽天RMSと連動して受注データを取り込めるため、非常に便利。
受注管理システムの受注ステータスと楽天RMSのステータスの同期もリアルタイムに可能です。
※2015年より楽天受注APIは完全無料化されました。それまでは初期費用10万円ほど必要でした。

 

楽天の自動返信メールによる自動取込

メールからの自動取込のためこちらも管理が楽です。ただし、メール受信トラブルなどが発生すると取り込み漏れが発生するリスクがあります。
楽天RMSとの連動は別途同期ツールを使うか、CSVで同期を取る事が考えられます。
※2014年まではこちらが主流です。

 

楽天CSVでの手動取込

( 楽天側に1件あたり7円請求されますので、通常は選択しないデータ取込パターンになります)
楽天RMSよりお客様の注文データをCSVでダウンロードするタイプ。非常に効率悪く、RMSとのステータス連動ももちろん出来ないので不便。

 

 

初期費用・サポート費用・月額システム利用料


受注管理システムはなるべく安く使いたいもの・・・初期費用が無料といっても、月額のランニングコストが高いとばかになりません。

 

受注件数が増加するにつれて、月額費用が増えるのは厄介ですね。
料金プランは、将来にも係る重要な数値ですので売上十分計画を考慮して選択してください。

 

一般的には、仕入れ商品を販売する場合、営業利益は最低でも10%ほしいところです。
  • 仕入れ 50%
  • 物流費用 10%
  • 楽天システム利用料 7%
  • 各社決済手数料 3%〜6%

 

この場合、粗利益は、20%しかありません。
楽天市場でポイント10倍にしたら、さらに10%なくなります。
広告費を売上の10%にしようものなら・・利益はありません。

 

仕入れ商品ではなく、オリジナル商品を販売することで、原価が30%ほどに抑えられれば、20%ほどの粗利益はありますが、そこから人件費、電話代金、家賃、光熱費、、あれこれすると利益はほとんどないかもしれません汗。。なんておそろしいことでしょう・・・

 

こう考えると、受注管理システムは、せめて売上の5%以内にしたいものですね。

 


そして、この機能はおさえたい!10点セット

 

受注管理を選ぶ際に、必ず見てください。あとで後悔しないように。

未来を考えて導入しよう。成長するために必要な機能紹介
導入前にチェックしよう。重要ポイントの紹介
そもそも受注管理システムとは?